「どっちのスキーに行ったの?」え?どういう意味?

昔、カナダ人に「スキーに行ってきた」報告したら、「どっち?」って言われたのをよく覚えている。

日本育ちのワタシにとって、スキーと言えばスキー場でやるスキーである。

当時、「どっちのスキー?」と言われて困惑した。

実はカナダ人にとってメジャーなスキーは2つある。

それはダウンヒルスキーとクロスカントリースキーだ。

ダウンヒルスキーは日本人がよく知る、あのスキー場でやるやつだ。

クロスカントリースキーはつまり歩くスキー、ノルディックスキーである。オリンピックでは日本も結構強い。

カナダでスキーというと、ウィスラーなどのスキー場を思い浮かべるかもしれない。

しかし、カナダ全土ではクロスカントリースキーの方が愛好者が多い気がする。統計は調べていないので体感だが、クロスカントリースキーの方がメジャーな気がする。

カナダ全体を見ると、ほとんどフラットだ、山があるのはほんの一部。

つまり、フラットな場所でやるスキーのほうがメジャーになるのは必然的な流れであろう。

バンクーバーではスキーと言えば日本と同じ感覚でほとんどの人がダウンヒルスキーを想像するが、BC州以外では「スキー行ってきた!」と報告すれば「どっち?」と聞かれる可能性が高い。

この記事を読んだあなたはもうこの質問に困惑する事はないでしょう!