カヌーとカヤックって何が違うの?

カヌーとカヤック何が違うんでしょう?

ちなみにウィキペディアではカヌーのなかにカヤックが含まれているような感じで記載されています

カナダではカヤックとカヌーの違いは非常にハッキリしています

その違いは何だと思いますか?

 

・カヌー

一般的にカナダでカヌーと呼ばれる乗り物は「カナディアン・カヌー」と呼ばれます

カナダ人はカヌーの事を「カナディアン」と呼びます

カナディアン・カヌーはカナダ人にとって特別な存在です

だってカヌーの事を直訳すれば「カナダ人」て呼ぶんですよ!

カナダは元々毛皮貿易で栄え発展した国、その時に活躍したのがカヌーなのです

ヨーロッパ人がカナダに入植してインディアンに出会った時、白樺の木の皮で出来た船と出合います

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これがカナディアン・カヌーの原型

白樺の皮で出来た船体は柔らかく岩などに当たってもクッションのように跳ね返り壊れることはありません

また、ヨーロッパ人が驚いたのはその積載量です

平底で細長い船体は多くの荷物を積んでも小回りが効き川の難所も難なくクリア出来ます

それをマネて改良されたのが「カナディアン・カヌー」です

MKC-Whitewater-Canoeing

基本的には川で使用し毛皮を運ぶのが目的ですから積載量と川での操作性が重視されています

 

・カヤック

カヤックの最大の特徴は上が操縦席以外、全て閉じていることです

カヤックは元々イヌイットが北の海でクジラ漁などをするために作られたものです

イヌイット達は「カジャック」と発音するそうです

Greenland_kayak_seal_hunter_2006

北の冷たい海でクジラやアザラシなどを追って漁をする時、岸から遠くまで離れた場所で船がひっくり返ったら大変!

もちろん岸に泳ぎ着くまでに凍死してしまいます

「エスキモーロール」って聞いた事ありませんか?

イヌイット=エスキモーは動物の皮などを用いてひっくり返っても船内に水が入らない船を作りました

そして船がひっくり返った時にはオールを上手く使って起き上がるテクニックを確立したのです

岸から遠く離れた北の海での転覆は死を意味します

その対策として作られたのが「カヤック」です

現在ではそのロールのテクニックが進化しすぎてものすごい事になっています

カナダでの「カヌー」と「カヤック」の違いお分かり頂けたでしょうか?

けんじ